
各 科 の ご 案 内
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4月19日(土)熊本市の大腸肛門病センター高野病院にて第119回九州大腸肛門懇談会が開催されました。代表世話人の藤田文彦教授から開会の挨拶を行い、前半の一般演題では「私が困った症例」のテーマに4例の報告がありました。当科からは専攻医の豊泉公崇先生が「小腸穿孔の原因究明と術後栄養管理に苦慮した一例」を報告しました。また前主任教授で現在は高木病院におられる赤木由人先生からも大腸ステント挿入後に穿孔性腹膜炎を来したS状結腸癌の症例提示を行い、治療方針など熱い討議が交わされました。
後半の特別講演では、鹿児島大学の馬場研二先生に「変わりゆくロボット大腸手術の今 ~デバイスと制度と教育~」のテーマに、ご自身の経験も元に鹿児島大学でのロボット大腸手術での現状と若手にむけての教育の取り組みについて、貴重なお話を聞くことができました。
現地参加だけではなく、九州各地からWeb参加で多くの先生にご参加いただきました。(消化器外科 下部消化管グループ 合志健一(大牟田市立病院出向中))