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肝胆膵外科

肝胆膵外科

肝胆膵外科 教授
久下 亨

ご挨拶

2021年4月より久留米大学 肝胆膵外科の教授を拝命いたしました。どうぞよろしくお願い申し上げます。久留米大学肝胆膵外科は1955年に久留米大学第二外科が開設された際、心臓血管外科と胆道外科を二本の柱として始まりました。初代中山和道名誉教授が肝胆膵外科の礎を築かれた後、木下壽文教授、奥田康司教授によりさらに発展を遂げ、私で4代目となる伝統のある部門です。1997年の外科統合(旧第一外科、旧第二外科)に伴い肝胆膵外科のニーズはさらに高くなってきており、診療、研究、教育はもとより肝胆膵外科高度技能専門医や内視鏡技術認定医の育成に力を注いでおります。久留米大学肝胆膵外科は最先端の低侵襲手術や高度の技能が必要とされる高難度手術に積極的に取り組み、より革新的な肝胆膵外科を目指して国内外に発信してまいります。

肝胆膵外科医に興味を持つ皆様へ

久留米大学外科学講座は大講座制となり、呼吸器外科、心臓血管外科、乳腺外科、消化管外科、肝胆膵外科、小児外科の6つの部門より構成されております。そのため、外科に入局する皆さんは院内の各部門をローテーションすることで外科専門医を取得できます。その後、肝胆膵外科専門医を目指すには、まず消化器外科専門医を取得しなければなりませんので消化管外科の先生方と共に、当院ないしは関連病院で消化器一般外科医として修練し専門医を取得します。その間も肝胆膵外科医として必要な検査手技を学びながら学会発表や研究を行い、高いスキルと知識を兼ね備えた肝胆膵外科高度技能専門医を目指していきます。肝胆膵領域の悪性腫瘍は難治性であり手術は非常に繊細です。病期によっては大きな侵襲を伴うこともあるため、多角的に捉え治療戦略を立てていく必要があります。久留米大学肝胆膵外科には、学外を含めると5名の肝胆膵外科高度技能指導医、4名の高度技能専門医、専門医を目指す多数の若い外科医が在籍し、他科と綿密な連携で一人一人の患者にとってベストな治療が受けられるよう日々努力しています。みなさんも我々と共に肝胆膵外科治療を必要とする患者さんのために励んでいきましょう。興味のある先生は是非ともご連絡ください。

外科学肝胆膵部門は、肝胆膵外科高度技能指導医の2名と肝胆膵外科高度技能医1名を含め、後述のスタッフで学生教育や研修医の指導、日常診療を行っています。担当する疾患は原発性肝がん、転移性肝がん、膵がん、胆管がん、胆嚢がん、十二指腸乳頭部がんなどの悪性疾患から脾機能亢進症、胆石、慢性膵炎、肝嚢胞などの良性疾患、そして肝不全や肝がん治療に対する肝移植と多岐に渡ります。当科では、三次元統合画像などを利用しながら、個々の症例で肝胆膵外科領域の複雑な解剖を正確に把握し、症例に応じて“がんの根治性”と“手術の安全性”のバランスをとりながら適切な手術方法を選択し、提供することを第一に心がけています。

主な週間スケジュール

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手術
外来
朝カンファレンス
医局会(月1回)
朝カンファレンス朝カンファレンス朝カンファレンス朝カンファレンス
午前病棟回診
病棟業務
病棟回診
病棟業務
病棟回診
病棟業務
病棟回診
病棟業務
病棟回診
病棟業務
午後病棟業務病棟業務
術前カンファレンス
病棟業務病棟業務病棟業務
夕方肝臓カンファレンス胆膵カンファレンス