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第79回日本大腸肛門病学会学術集会が開催されました

第79回日本大腸肛門病学会学術集会
開催日:2024年11月29日(金)~ 30日(土)
開催地: パシフィコ横浜 会議センター

〇パネルディスカッション1 長期成績から見えてきた肛門近傍の下部直腸癌の術後排便機能障害とその対応

仕垣 隆浩 「直腸癌手術時の吻合法による手術成績と排便機能の検討」

〇要望演題8 遺伝性大腸癌の診療上の問題点

藤吉 健司 「IHC法によるLynch症候群ユニバーサルスクリーニングの実際」

〇一般演題(ポスター)3-1 腸内細菌/抗がん剤

島村 智 「硫黄代謝菌と大腸癌の臨床・分子病理学的特徴」

〇主題関連演題2 腹腔鏡下/ロボット支援結腸切除術における体腔内吻合

座長:藤田文彦

 11月29日~30日の2日間にわたって第79回日本大腸肛門病学会学術集会がパシフィコ横浜で開催されました。当科から藤田文彦主任教授、藤吉健司先生、仕垣隆浩先生、島村智が参加しました。パネルディスカッション1「長期成績から見えてきた肛門近傍の下部直腸癌の術後排便機能障害とその対応」に当科から仕垣隆浩先生が演者に選出され、肛門機能をテーマに全国のスペシャリストと熱い議論を交わされていました。当科に不足している部分が明確化され、次の臨床や研究に役立つ大変有意義なセッションでした。要望演題「遺伝性大腸癌の診療上の問題点」に藤吉健司先生が選出され、当科のLS関連大腸癌について発表されました。ポスターセッションでは島村が硫黄代謝菌と大腸癌の検討を発表しました。今学会は専門性の高い学会で、大腸肛門分野の最先端の研究、手術手技を学ぶ大変有意義な時間となりました。
今学会で得たことを次の研究や臨床に活かしていきます。学会参加にあたりご助力いただきました先生方にこの場を借りて感謝申し上げます。(消化器外科 大腸グループ 島村智 記)