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第62回日本癌治療学会学術集会が開催されました

第62回日本癌治療学会学術集会
開催日: 2024年10月24日(木)~26日(土)
開催地: 福岡コンベンションセンター

一般口演7 大腸・小腸(ゲノム)

主藤朝也:「MSS/TMB high 結腸直腸癌の臨床学的因子との関連解析」

一般口演31 肉腫・中皮腫

長主祥子:「成人発症の胞巣型横紋筋肉腫再発に対して VDC-IE 交代療法が奏効した 2 例」

一般口演62 食道・胃

中川将視:「術前 DCF 療法後に根治切除を行った切除可能食道胃接合部腺癌 5 例の治療成績」

切除可能進行食道胃接合部腺癌に対する術前化学療法の効果については、治療プロトコルも確立されていません。当院では食道扁平上皮癌に用いるDCF療法(DOC+CDDP+5-FU)を腺癌にも応用し、その有効性を評価しています。当院で実施したDCF療法は、既存のDCSやFLOT療法と比較して副作用は多いものの、全例が手術移行可能でした。術後、1例に再発が見られたものの、他の4例は無再発で生存しています。現在、切除可能食道胃接合部腺癌に対する臨床試験JCOG2203が募集中であり、この試験の結果により術前化学療法の有効性が確立されることを期待します。

ポスター26 食道(手術、臨床関連)

最所公平:「食道切除胃管再建術における ICG 蛍光法による胃管血流評価の有用性の検討」