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第23回日本乳癌学会九州地方会が開催されました

第23回日本乳癌学会九州地方会
開催日:2025年9月6日(土)~7日(日)
開催地:久留米シティプラザ

〇一般演題:進行乳癌

座長:朔 周子

〇一般演題:手術手技

小池 啓文:「左乳癌温存術後同側乳房再発に際して2nd sentinel lymph node biopsyを施行した1例」

〇一般演題:Biology、Oncotype

村本 丈明:「Oncotype DXでRS:45と再発高リスクを認めたMucinous carcinomaの一例」

〇一般演題:HBOC、ゲノム

片桐 侑里子:「発症契機の異なるLi-Fraumeni症候群に伴う若年性乳癌の2症例」
杉原 利枝: 「がんゲノム医療拠点病院におけるサーベイランス外来の取り組み」

〇MIRAY1活動報告

杉原 利枝

本学会は当講座のJCHO 久留米総合病院 山口 美樹先生、九州医療センター 岩熊 伸高先生、当番世話人のもと久留米で開催となりました。当院から、専攻医の小池 啓文先生、村本 丈明先生、また私、杉原と片桐 侑里子先生が一般演題で発表を行いました。その他、当院放射線科の先生方、当講座関連病院の先生方、メディカルスタッフによる多くのセッションでのご発表がありました。臨床に学ぶ症例報告も多く、学びを深めることが出来ました。
専攻医の先生は、学会参加、発表によりとても刺激になったようです。
また、乳腺診療の魅力を伝え、乳腺診療に携わる仲間を増やす活動を行う若手医師グループであるMIRAY1企画でも私、杉原が乳腺外科専門医・研修カリキュラムについてのまとめと、「乳腺診療のMIRAYを考える―内から見た九州・外から見た九州―」をテーマに当講座の秋吉 美来先生がディスカッサントとして登壇され、活発な討論が行われていました。
さらに、教育セミナーでは「手術に向けた術前化学療法中・後の画像診断と病理」「術前化学療法後の兵十的薬物療法のアップデート」についてパネリストとして当講座 松嶋 俊太郎先生が登壇され、画像評価は治療のマネジメントについてディスカッションが行われていました。(乳腺・内分泌外科 杉原利枝)